統合失調症

統合失調症の認知機能障害

【1】一般的な記憶の種類

  • 一次記憶(短期記憶、ワーキングメモリ―)
    比較的短時間記憶に留められるがやがて忘れられる記憶。 忘れ去ることは日常生活上の一つの適応能力と言えます。
  • 二次記憶(陳述記憶、エピソード記憶、手続き記憶)
    一次記憶が短期の記憶であり、短期のみ必要とされる記憶であることに対して、二次記憶は長期に必要とされ(想起)、情報処理される記憶です。これは膨大な情報を自分にとっての必要性、特徴を整理して、保存しつつ必要に応じて使用できるようにする機能です。 単語の意味の記憶(陳述記憶)、印象深い出来事の記憶(エピソード記憶)、手続き記憶(一連の動作を覚える記憶)です。
  • 長期記憶
    長期に渡って記憶を保持し、これを活用する能力です。

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